テーマ
「生物多様性の『見える化』が導く、
第3回
課題解決と価値の創出」
生物多様性を保全していくには、対象となるエリアにどんな価値があるかを把握することが重要です。また、その価値を誰もがわかるように見える化するには、様々なアプローチがあります。
今回のセミナーでは、企業や団体といったそれぞれの立場で、得意分野を活かしながら見える化に取り組み、そのデータをどのように課題解決に役立てようとしているかを、実践者から直接お伺いします。
生物多様性の
見える化の方法と
価値がわかる
見える化したデータの
活用方法がわかる
生物多様性保全に
取り組んでいる方の
生の声が聞ける
内容
【基調講演】
藤木 庄五郎 氏(株式会社バイオーム 代表取締役)
・ビッグデータを用いた生物多様性の定量評価方法及びそのプロセスと、TNFD分析や自然共生サイト制度等への応用
【事例発表①】
太齋 彰浩 氏(一般社団法人サスティナビリティセンター 代表理事)
・「自然を知るための研究」を土台とした、南三陸町におけるネイチャー・ポジティブな地域の価値の見つけ方
【事例発表②】
佐藤 憲和 氏(一般社団法人フォレストセイバー・プロジェクト 代表理事)
・希少種のモニタリング調査を活用した、富士山南陵工業団地進出企業による緑地の共同保全と社員参加による人材育成
【制度説明】
「30by30」の達成に向けた、中心的な制度である自然共生サイトの概要や利活用方法、またその基となる生物多様性増進活動促進法の概要を説明いたします。
概要
日程:11月11日(月)13:00~16:30
場所:アゴラ沼津 5階中会議室(静岡県沼津市大手町4-3-45)
対象:静岡県内に本社又は事業所を持つ企業他、生物多様性の保全に関心のあるNPO 団体、市町の職員、一般の方
定員:50名
参加費:無料
申込み締切り:11月9日(土)
タイムスケジュール
12:30 受付
13:00 オリエンテーション(ホールアース自然学校)
13:15 制度説明
13:45 基調講演
14:30 質疑応答
14:45 休憩・交流など
15:00 事例発表①
15:30 事例発表②
16:00 質疑応答
16:15 まとめ・相談窓口紹介・他回紹介・その他事務連絡(ホールアース自然学校)
16:30 終了
講師プロフィール
藤木 庄五郎(ふじき しょうごろう)氏
株式会社バイオーム 代表取締役
2017年3月京都大学大学院博士号(農学)取得。在学中に衛星画像解析を用いた生物多様性の可視化技術を開発。ボルネオ島の熱帯ジャングルにて2年以上キャンプ生活をする中で、環境保全を事業化することを決意。博士号取得後、株式会社バイオームを設立、代表取締役に就任。生物多様性の保全が人々の利益につながる社会を目指し、世界中の生物の情報をビッグデータ化する事業に取り組む。データを活かしたサービスとして生きもの図鑑アプリ「Biome」を開発・運営。環境省「2030生物多様性枠組実現日本会議行動変容WG」専門委員。日本自然保護協会評議員。ISO/TC331(生物多様性)日本国内審議委員。MITテクノロジーレビュー「Innovators Under 35 Japan 2021」に選出。
太齋 彰浩(だざい あきひろ)氏
一般社団法人サスティナビリティセンター 代表理事
民間機関の研究者を経て、フィールド密着型の教育を志し、2000年に南三陸へ移住。箱もの施設再生により、年間数千人の交流人口創出。東日本大震災後は、町職員として壊滅した水産業の復興に奔走するとともに「循環型でレジリエントなまちづくり」を目指した、南三陸町バイオマス産業都市構想の実現に貢献。「森里海ひと いのちめぐるまち」を掲げる南三陸町の取り組みを支援し、森里海をフィールドとした人材育成を進めるため2018年4月サスティナビリティセンター設立。2024年6月よりは東北大学生命科学研究科客員教授として、NP拠点(ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点)の人材育成に関するターゲットリーダーを担い、地域からネイチャーポジティブな世界の実現を目指す。
お申込みについて
◆概要をご確認の上、申込みフォームよりお申込みください。
数日内に申込み完了のメールをお送りいたします。
※完了メールが迷惑メールのフォルダに入る可能性がございます。届かない場合はそちらをご確認ください。
※3日経っても届かない場合は、恐れ入りますが、事務局(info@wens.gr.jp)までご連絡ください。
◆セミナー第3回申込み締切り:11月9日(土)
※各回申込み締切日は異なるのでご注意ください。
◆定員に達し次第締め切らせていただきます。
◆オンラインでの生配信はございません。
◆セミナーの様子は録画して、後日アーカイブ配信する予定です。